FC2ブログ

原発廃炉費用・一億総負担

2016年9月21日の東京新聞朝刊によると、国は全原発の廃炉費用を国民全員に負担させる方針という。原発電力を拒否し新電力と契約した国民も例外ではない。
この記事の内容そのものはネットや新聞の片隅に小さく出ていたこともあって「ご冗談でしょ」と思っていたのだが、新聞の一面に出てくるということは政府は本気でこういうことを考えているということだ。
もしもこのようなことが強行されるならば、現在においてもすでに破壊が進んでいる日本の民主主義と自由主義は完全に崩壊してしまう。要するに日本はファシズム国家あるいは共産主義国家になるということだ。
民主主義と自由に価値をおく国民としては絶対にこれを許してはならない。
この「原発の廃炉費用は国民全体の負担」という発想は戦時中の「一億総玉砕」、戦後直後の「一億総懺悔」と同じで「一億総負担」と言っていい。ただ、「一億総玉砕」と叫んでいた戦争の中心的当事者が敗戦の責任を国民全体になすりつけて「一億総懺悔」と言い、本人は戦後もちゃっかり支配層となってぬくぬくと生き延びてきたことを決して忘れてはならない。


CCF20160921_0002-001.jpg

CCF20160921_0001-001.jpg
スポンサーサイト

本当の仏教はいいのかも



ぼくはある程度まともと言われている東京新聞の読者ではあるが、普段は天気予報(これも100%信用しているわけではない)、スポーツの結果、番組表、占い(連れ合いが好きなので)くらいしか見ない。というのも「こちら特報部」でたまに良い記事がある以外、内外の政治・経済分析は他の新聞とそれほど変わらず鈍いからだ。ぼくは最近の不正選挙の可能性について東京新聞に直接質問したが、「木に鼻をくくったような」回答(要は証拠がないから記事にしない)しか得られなかった。それでも回答を得られただけでもましと思って購読は続けている。
それはともかく、9月17日(土)の文化欄でたまたま植木雅俊と言う人の「仏教の出会いと人間主義の探求」というコラムに目が止まった。この人は仏教学の世界的権威・中村元氏の弟子ということだった。
植木氏はもともと物理学を専攻していたのだが途中で仏教に興味を持ち、独学で仏教を研究していたのだが、縁あって41歳の時に中村氏の指導を受け、山積していた疑問が氷解したという。
ぼくはなぜかこの記事に興味を持ち、早速アマゾンで植木雅俊氏の著書「仏教、本当の教え」(中公新書)を取り寄せて読んでみた。
これが面白い。ぼくは特に第1章に感銘を受けたので、見出しだけ羅列しておく。
・タゴールの仏教評価
・徹底した平等-生まれによる差別の否定
・人の貴賤は行ないで決まる
・法の下の平等
・男女の平等
・仏教のジェンダー平等
・”十大弟子は”は男性出家者に限らなかった
・迷信・ドグマの排除
・安心を施すのが仏教
・護摩と沐浴の否定
・呪術・占いの否定
・正しく見て・考えて・行動する
・西洋的な倫理観を説かず
・「真の自己」の探求
・自帰依と法帰依
・法に依って人に依らざれ
・自己への目覚めが他者への慈しみに
・自己こそ自己の主
・「あなた自身を知りなさい」
何か難しいようだが、植木氏はそれぞれについて大変分かりやすく解説している。
特に僕が気に入ったのは、植木氏が長年仏教の言い伝えとされている「北枕で寝ることは縁起が悪い」という根拠をインドで実際に調査したところ、インドでは北枕で寝ることが一般的だったということに衝撃を受けたというところだ。
このエピソードは実は本書の中に貫かれている重要なテーマでもあるので是非ご一読をお勧めする。
ぼくは最近仏教から離れて神道の方に惹かれていたのだが、原始仏教、つまりゴータマ・ブッダが何を主張していたかをもっと知りたくなった。

911事件と私

911

■911事件
911事件の起こった2001年はその11月に自分が転勤(左遷)になったこともあり、個人的にも思い出深い年だった。
それはともかく、2001年の9月11日はいつものように午後9時のNHKニュースを見ていたが突然写真のような映像が流れてきて、何が起きたのかわからないまま画面をながめていたところ、しばらくして飛行機らしきものがWTCのもう1棟に突入するというまるで映画のようなシーンが流れてきた。その後ペンタゴンが攻撃を受けたとかハイジャック機が墜落したとか深夜までテレビにくぎ付けになったことを覚えている。
911事件後アメリカは速やかにアフガニスタンに侵攻、さらにイラクを攻撃し、世界は一気に不安定化して現在に至っている。
ぼくはアメリカが無理やりイラクを攻撃した頃から一連の流れに疑問を感じていたが、その後読んだベンジャミン・フルフォード氏の著作「暴かれた9.11疑惑の真相」を読んで強い衝撃を受けた。


911事件の疑惑についてはグーグルで「911」を調べると山ほど記事が出てくるが、一昨日の9月11日にアップされた植草一秀氏のブログ「知られざる真実」の記事が簡潔(5分で読める)かつ明快で秀逸なのでぜひ一読してほしい。(ここをクリック→知られざる真実)日本ではおそらくまだ9割以上の人が911事件はオサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダの犯行というアメリカの公式発表を信じていると思われるが、本国のアメリカでさえ国民の半数以上はこの公式発表を疑っているという話もあり、また今年になってロシアのマスコミから疑問が呈されたり、極めつけはあのアメリカ大統領候補のトランプ氏が「私が大統領になったら911事件の疑惑を明らかにする」と演説したということだ。いずれは真実が明らかになる日が来るに違いない。

■911事件後の私
さて、先に書いたベンジャミン・フルフォード氏の著作を読んだ事をきっかけとして、ぼくはいわゆる「陰謀論」(「陰謀論」とは1960年代にCIAが真実を暴こうとする人の主張に対して否定的レッテルを張ることを目的に作り出した言葉だそうで、本来は「陰謀暴露論」「真実論」と呼ぶほうが正しい)に嵌っていった。当時、まだ太田竜氏が健在で彼のホームページや著作を中心に、デービッド・アイク、ジョン・コールマン、ユースタス・マリンズ、鬼塚英昭、落合莞爾等の著作を読み漁り約10年が経過した。

■「真実論」研究の経過報告
真実論を研究して分かったことと分からないことをそれぞれ羅列してみる。
(1)分かったこと
・「真実論」を追うと孤独になる。端的に言えばぼくが理解したことや知ったことを人に話しても家族や親友でさえ信用してもらえないどころか「頭は大丈夫?」と言われる始末だ。。確かに僕自身「真実論」を追い始めたころは、「まさか」「嘘だろ」の連続だったのでその理由はわかる。それほど現代に生きる日本人は深く深く洗脳されているのだが、その洗脳手段はまず学校の「教育」、次にマスコミの報道だ。
・学校の「教育」の中で有用なのは[語学」「数学」(昔から「読み書きソロバン」とはよく言ったものだ)くらい。
・マスコミはその生い立ちから政府の広報機関なのでテレビ欄、株価、スポーツの結果、天気予報以外は信用してはいけない。真実の情報は信用のできる人、ミニコミ、ネット、書籍にあるので自分で選択するべし。
・今の世界は他人の「命」よりも自分の「マネー」に価値を置く集団に支配されている。「マスコミ」も「学校教育」も彼らが支配している。
(2)分からないこと
「真実」。矛盾しているようだが「真実論」は「真実」の一端しか見せてくれない。もちろん論者によって言説もさまざまだ。どうしても「群盲、象を撫でる」状況になりがちで、絶対の「真実」の姿は容易に分からない。

■結論
映画「マトリックス」で主人公ネオがレジスタンスのリーダー、モーフィアスからリクルートされる場面で、モーフィアスがネオに赤いカプセルを飲むと現実世界に、青いカプセルを飲むとマトリックス世界に生きることになるがどちらを選ぶかという場面があった。ネオはもちろん赤いカプセルを飲み、苦難の現実世界で活躍する。「真実論」の研究はそれと似たところがあって、政府やマスコミが作った「マトリックス」に浸かっていると安心(安全ではない、というより極めて危険)だが、いったん「真実論」に入ってゆくとそこには精神的苦難が待っている。それでもぼくは酔生夢死に生きるのはいやなのでこれからも「真実論」の研究は続けたいと思っている。ほどほどにね。






「方丈記」の鴨長明没後800年(その2)マンガ版

前回書いた「鴨長明」についての漫画版です。
「方丈記」考-001