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他人を信奉してはいけない

タイトルは実はなかなか難しい問題で、私たちの周りの人で、ある宗教家や思想家や哲学者を信奉したことで不幸な目にあった人は多いのではないかと思う。宗教家や思想家や哲学者は神様でも仏様でもない生身の人間なので当然のことなのだが、我々はついそういう人達は自分よりも崇高な人だと思いその言説を頭から信じてしまうことがある。
恥ずかしながら、ぼくの場合は大学生になってかぶれた「バートランド・ラッセル」というイギリスの哲学者だった。
それも動機が不純で、仏教系の新興宗教に入って行こうとしていたガールフレンドを、バートランド・ラッセルの思想である合理主義と宗教の不可知論(神はいるのかいないか、来世はあるのかないのかは認識できないという立場)で何とか取り戻したかっただけだ。当然、そういうあやふやな思想で宗教に勝つことはできず、ぼくは振られた(そんなぼくが、今は「正法眼蔵」を読んだりしているのだから皮肉なものだ)。
その後ぼくは神秘的な体験をしてバートランド・ラッセルの思想は完全に捨て去った。その後読んだ本ではラッセルという人がいかに女好きであったかとか、晩年にユダヤ系金融財閥に魂を売った(だからノーベル賞を受賞した)とか良い話はなかった。
その後、本多勝一とか最近では大田龍の著作はかなり読んで一時は信奉もした。ただやはり他人を尊敬するのは良いとしても、完全に信用するとか信奉するとか崇拝することは止めたほうがいい。完全な生身の人間などいないのだ。
要は自分自身を信用し、もし自分自身を信用できないならもっと修業せよということだと思う。

バートランド・ラッセル
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