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本当の仏教はいいのかも



ぼくはある程度まともと言われている東京新聞の読者ではあるが、普段は天気予報(これも100%信用しているわけではない)、スポーツの結果、番組表、占い(連れ合いが好きなので)くらいしか見ない。というのも「こちら特報部」でたまに良い記事がある以外、内外の政治・経済分析は他の新聞とそれほど変わらず鈍いからだ。ぼくは最近の不正選挙の可能性について東京新聞に直接質問したが、「木に鼻をくくったような」回答(要は証拠がないから記事にしない)しか得られなかった。それでも回答を得られただけでもましと思って購読は続けている。
それはともかく、9月17日(土)の文化欄でたまたま植木雅俊と言う人の「仏教の出会いと人間主義の探求」というコラムに目が止まった。この人は仏教学の世界的権威・中村元氏の弟子ということだった。
植木氏はもともと物理学を専攻していたのだが途中で仏教に興味を持ち、独学で仏教を研究していたのだが、縁あって41歳の時に中村氏の指導を受け、山積していた疑問が氷解したという。
ぼくはなぜかこの記事に興味を持ち、早速アマゾンで植木雅俊氏の著書「仏教、本当の教え」(中公新書)を取り寄せて読んでみた。
これが面白い。ぼくは特に第1章に感銘を受けたので、見出しだけ羅列しておく。
・タゴールの仏教評価
・徹底した平等-生まれによる差別の否定
・人の貴賤は行ないで決まる
・法の下の平等
・男女の平等
・仏教のジェンダー平等
・”十大弟子は”は男性出家者に限らなかった
・迷信・ドグマの排除
・安心を施すのが仏教
・護摩と沐浴の否定
・呪術・占いの否定
・正しく見て・考えて・行動する
・西洋的な倫理観を説かず
・「真の自己」の探求
・自帰依と法帰依
・法に依って人に依らざれ
・自己への目覚めが他者への慈しみに
・自己こそ自己の主
・「あなた自身を知りなさい」
何か難しいようだが、植木氏はそれぞれについて大変分かりやすく解説している。
特に僕が気に入ったのは、植木氏が長年仏教の言い伝えとされている「北枕で寝ることは縁起が悪い」という根拠をインドで実際に調査したところ、インドでは北枕で寝ることが一般的だったということに衝撃を受けたというところだ。
このエピソードは実は本書の中に貫かれている重要なテーマでもあるので是非ご一読をお勧めする。
ぼくは最近仏教から離れて神道の方に惹かれていたのだが、原始仏教、つまりゴータマ・ブッダが何を主張していたかをもっと知りたくなった。

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